みなさんこんにちは。

今回は私が経験した逆流性食道炎についてお話ししていきます。

私は中学3年生の頃に医師から逆流性食道炎と診断され、今までに3回胃カメラを飲んできました。(胃カメラのプロです笑)

高校2年生からは特に酷くなって、週に2、3回しか学校に通えなくなってしまう期間もあり、留年ぎりぎりでした。

その症状は浪人生の時まで続き、渡米してからよくなりました。

どうして逆流性食道炎を克服できたのか・・・?その理由を自分なりにまとめてみました。

 

①ストレスフリーな生活を心がける

え?無理だよと思われる方もいらっしゃると思います。ただ、逆流性食道炎の完治にはストレスフリーが欠かせません。

私の場合は受験によるストレスが逆流性食道炎をさらに悪化させていたのかな・・・と思います。毎日10時間くらい机に向かう生活は結構ストレスですよね・・・。(毎年8月過ぎになると受験モードが加速するので、受験生が心配になります)

現に受験が終わって渡米してからは、薬を飲まなくても胃や食道が痛くなくなりました。あとは「人の目を気にせずに生活できるようになった」というのもストレスの軽減になったと思います。日本での生活、特に中高生は集団生活で周りの人からの目が多いですよね・・・。一方でアメリカ、特に短期大学ではクラスごとにメンバーも違うのであまりお互いを意識することなく生活できました。今思えば私はアメリカの生活の方が合っていたのかもしれません。

 

②食べた後にすぐに横にならない

これは逆流性食道炎を発症している方だったらみなさんご存知のはず・・・。いえ、逆流性食道炎を発症していなくてもみなさんご存知ですよね(笑)食べた後にすぐに寝る習慣がある方は今すぐやめましょう。逆流性食道炎になってしまう可能性があります。

私は逆流性食道炎を発症してから食事をして5時間以内に寝ないことを決めています。大抵は3時間以内は寝ないようにと書かれていますが、私はそれでは足りませんでした。眠くなった時には、体が120°くらいになるようにして背もたれに背をつけて寝ていました。

 

③腹筋をつける

これも逆流性食道炎を発症された方にとっては常識のうちかもしれませんが、腹筋をつけて普段の姿勢を良くすることが非常に大事です。腹筋がないと、勉強やデスクワークをしているうちに自然に「前かがみ」の姿勢になります。この前かがみの姿勢は逆流を引き起こしてしまう要因の一つです。背筋を伸ばして適切な姿勢で勉強・業務を行うことが逆流性食道炎克服の第一歩です!

ちなみに私はスポーツテストで毎回A判定を取るくらいスポーツが得意だったのですが(逆流性食道炎を発症する中学まで)、なぜか腹筋は人一倍できなくていつも最下位に近い点数でした。

 

④腹7分目でご飯を調節

これも常識かもしれませんが、どんなにお腹が空いても腹7分目でご飯はやめましょう。私はどんなにお腹が空いていても絶対にこの腹7分目ルールを徹底しています。食道や胃の調子を整えるために必要なのは習慣です。薬の服用をしていても暴飲暴食を続けていれば、本当の意味で逆流性食道炎の完治は目指せません。

 

⑤食道・胃が痛くなったら1食スキップ

まずそもそも食道や胃が痛くなった時点で何かを食べよう!という気は起きないのですが、念のため・・・。とにかく痛くなったら何も摂取しないのが一番です。

私は本当にひどい時は丸1日何も食べない日もあります。健康に悪いのでは・・・?と思って最初はおかゆだけでも食べていたのですが、おかゆすらダメでした。その経験から「何か今日胃(食道)が変だな・・・?」と思った時や「胃(食道)が痛い!」と思った時はもう食べずに学校に行っていました。どうしてもお腹が空いた時にはスムージーを飲むようにしていました。(ですので、今でも私の冷蔵庫の80%はスムージーです笑)

 

⑥食事の見直し

最後に当たり前のことなのですが、胃に消化の良いものを食べるのが一番です。油を多く使った料理や肉中心の食事を連続して食べるのは控えましょう。もちろん、それが一生続くわけではありません。痛いと思い始めたら1週間くらいは魚や野菜中心の食事をとってみて徐々に肉や油を使った料理も取り入れる、そのような習慣をつくることが基本になってきます。早い段階で胃や食道の違和感に気づき、すぐ食生活を変えましょう。そうすることで、早く回復できますし、病院に頼らずに生活することができるようになります。

 

いかがでしたでしょうか?おそらく逆流性食道炎に悩んでいる方なら上記は基本中の基本だと思います。

正直、上記の6つを守って生活すること自体もストレスなんですよね・・・(笑)

お腹が空いた時には無限に食べたいし、お酒だって飲みたい。

その欲望を抑えて生活できるようになるまでが本当の意味で逆流性食道炎を克服する方法なのかもしれませんね。

 

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